使役動詞 getとhaveの使い方【これは便利】
使役動詞について、続編です。
使役動詞がわかっていると、しゃべるときには色々便利です。
あなたの英語を聞いている方も、使役動詞がバシッとうまく使いこなせると、「おっ、英語うまいなこの人は!」みたいな印象を受けるかもしれませんよ。
使役動詞 get と have の使い方
使役動詞は、「〜させる」とか「〜してもらう」という意味があります。
そして、4つの使役動詞が存在します。
・let
・make
・get
・have
の4つです。
前回は、letとmakeについて詳しく解説したので、今日は後半のgetとhaveです。
使役動詞 haveは「〜してもらう」、とちょっと優しい言い方
have は makeと同じように、目的語にあたる誰かに何かの動作をさせるという意味があります。
・You made me cry. (あなたは、私を、泣かせた。)
泣く(cry)という動作の主体は、meですね。
makeが使役動詞で、「meに〜させる」と訳します。
makeとhaveはほぼ同じ使い方をするのですが、makeの方が強制のニュアンスがあります。「(時には嫌がっているのに、無理に)〜させる」、というオラオラ感があるのがmakeです。
haveはもう少し丁寧なニュアンスがあります。
I had him paint the wall. (私は、彼に、壁のペンキを塗ってもらった。)
なんとなく、お願いしてやってもらった感があるじゃないですか!
ここで、I made him paint the wall.と言えなくもないですが、ボスが部下に命じて、、、というニュアンスが出てしまいます。そうでないなら、haveなのです。
使役動詞 getはさらに近いが、、、大きく違う点もある。
では、使役動詞 get はどうなのでしょう。
getは makeよりもさらにhaveに近い気がします。
・I got my doctor to come. (私は、お医者さんに来てもらった。)
でも、getが他の使役動詞 have, make, letと大きく違う点もあります。
それは、動詞の前に to が必要なのです。
ここは文法上の違いなので、特に気をつけていきましょう。
今日は、使役動詞 get と haveの使い方でした。
これらが身についていると、映画やドラマでも英語が聞こえてきますよ〜!!