とむのゆるふわ英語スクール

英語はくふうすれば上手になる!英語学習者を助けるブログ。アメリカについての情報もあるよ。

英語を学ぶと、自分の世界が広がる。

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英語を学ぶと、確実に自分の世界が広がります。

 

これは、よく言われることだけど、最近しみじみと実感することが多かったです。

特に今回の新型コロナウィルス 流行の騒動をきっかけに、それを強く思いました。

 


ぼくは、コロナのニュースを主に日本語で見ています。

ただし、意識して英語でも検索したり、ウェブで読むようにしています。

時には、アメリカを中心に、海外のテレビニュースを聞いたりもします。

 

そうやって、日本語だけではなく、意識的に英語でニュースを聞いていると、いろいろなことがわかってきます。

 

今の時代は、日本語でなかなか手に入れられない情報なんて、ほとんどない。

日本のネット空間において、情報はシェアされ、拡散され、翻訳され、ニュースはコピーされまくって増殖しています。

英語でリサーチする必要なんてあるんだろうか? 

 

一つ言えることは、英語で世界を眺めようとすると、全く新しい情報が手に入れられるというよりは、別のメリットがあります。

それは、そのニュースの発信者(発信している国)の「ニュアンス」や「雰囲気」をつかむことができる、ということです。

 

 

言語によって、世界は分かれています。

中国語圏には、中国語圏だけで共有されている雰囲気や文化があります。

今回、台湾・香港・シンガポールは、ものすごく対応が早くて、少なくとも2月〜3月の感染症対策の前半戦において、勝ち組の地位を占めていました。

それらの国々が、感染症の発生源となった武漢・中国と同じ言葉を使うことは、偶然ではない、とぼくは思うのです。

情報としては世界中の誰もが知っていても、同じ言語を使う人同士では、危機感は、より切実に共有されたのではないでしょうか。

 

さらに、イギリス・アメリカを含む欧米の被害が大きくなって次々に都市をロックダウンした3月、すごいスピードでオーストラリアとニュージーランドが国境を封鎖して、ロックダウンしてしまいました

これは英語圏だけで共有される雰囲気や価値観があるからではないでしょうか。

 

 

英語を学ぶと、自分の世界が広がります。

日本だけにいて、日本語だけしか使えないと、危うい。

最低限のやりとりはできても、雰囲気やニュアンスや好き嫌いまでは、なかなか他の国の人々と共有できるようにならないんじゃないかな。