英語のリスニング力を伸ばすための「直読みリーディング」について【必殺技】
今日は、英語力全般、特にリスニング力を伸ばすための裏技を教えます。
わからない英語を聞き流してもリスニング力はつきません
まず、はっきりさせておきたいのは、わからない英語を聞き流すだけでは、リスニング力はつかない、ということです。
もし「英語を聞き流す」ことで英語の勉強をしているつもりになっている人がいたら、認識を改めたほうが良いです。
少なくとも50%以上は分かっていないと、意味がまったくわからない呪文のように聞こえる音声を聞き流していても、英語の勉強の時間にはなっていない気がします。
「わからない英語でも、聞き流していれば耳が慣れる」とか、
「推測しながら聞けば、意味がわかる」
という意見に、ぼくは反対です。
わからない英語をいくらがんばって繰り返し聞いても、それで英語が上手になるわけではありません。
では、初心者はどうしたら良いのでしょうか？
このブログでは、リスニングの教材となるユーチューブ動画をこれからもガンガン紹介していきたいと思っていますが、
「ビギナーにはむずかしすぎる」
「動画を見てもちっともわからない人はどうしたらよいのか？」
という問題があるのです。
初心者はリーディングから
そこで、リスニング力を向上させたいビギナーのためのアドバイスです。
まず、リーディングをやってみてください。
リーディングであれば、自分のペースでできますし、わからない単語を調べることもできます。
いろんな読書をしていくと、それだけで英語のリスニング力は上がります。
耳を介していないだけで、頭の中で英語を処理するスピードが、鍛えられているのです。
必殺のリーディング、「直読みリーディング」
そしてリーディングを鍛えていくなかで、どこかで
「頭の中で英語から日本語に訳さずに、そのまま英語で内容を理解する」
というリーディングをやってみてください。
Read sentences without translating into Japanese in your headしてください。
最初はit may be hard for you かもしれませんが、トライしてみましょう。
（いま、頭の中で日本語に変換しましたか？変換せずとも読めますか？その違いです。）
これは、自分にとって簡単に感じるレベルの英語でやるのがおすすめです。
もしくは、何度も読んで親しみを感じている文章でも良いでしょう。
「7つの習慣」のような名著は、何度読んでも良いものですから、ぜひこの直読みリーディングのために役立ててください。
この「直読みリーディング」は必殺技です。
これを続けていると、ある日突然、リスニングができるようになります。
英語の動画が、アメリカ人が話しているスピーチが、そのまま英語のまま頭に飛び込んできます。
まとめ：頭の中で日本語に訳さない「直読みリーディング」をすると、リスニングのトレーニングにもなる。
箇条書きで、まとめます。
- ・初心者はリスニングがなかなかできない。「聞き流し」では上達が遅い。
- ・リーディングも頭の中で英語を処理するスピードが上がるので、リスニングのトレーニングになる。
- ・日本語に訳さない「直読みリーディング」ができれば、リスニング力が爆上げされる。
