とむのゆるふわ英語スクール

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マイケルジョーダンの名言を英語原文で味わってみる

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マイケルジョーダンの名言を英語で味わってみます。

素晴らしいアスリートの名言を英語で読んでみると、インスピレーションをたくさん受けますし、英語の勉強にもなるので、一石二鳥です。

 

マイケルジョーダンとは、 アメリカのバスケットボール界のスーパースター中のスーパースターです。

誰もが憧れ、少年期に彼をみてバスケ選手になりたいと思った、というレジェンドです。

 

あの現役最高選手と言われるレブロンジェームス選手も、なぜ背番号23をつけているか、というと、それはマイケルジョーダンへのリスペクトですよね。

最近、ヘリコプターの事故で亡くなられたコービー・ブライアントも、「マイケルジョーダンの後継者」と言われた人でした。

 

英語ブログなので、「元の英語+私の日本語訳」を載せて、あくまで英語の勉強から外れないように解説していきます!

Enjoy!!!

 

マイケルジョーダンの名言を英語で味わってみる

 

(名言その1)

I've missed more than 9000 shots in my career. I've lost almost 300 games. 26 times, I've been trusted to take the game winning shot and missed. I've failed over and over and over again in my life. And that is why I succeed.

私はキャリアの中で、9000回以上のシュートを外した。300回試合に負けた。26回、ウィニングショットを信頼して任されておきながら外した。何度もなんども、失敗してきた。それが、私が成功した理由だ。

コメント:ぼくがマイケルジョーダンの名言で、一番好きなのはこれかもしれないです。英語の勉強としても最適です。現在完了形のオンパレードですね。that is (the reason) why I succeed. と補うと、訳しやすくなります。

 

 

(名言その2) 

Obstacles don't have to stop you. If you run into a wall, don't turn around and give up. Figure out how to climb it, go through it, or work around it.

障害に君を止めさせる必要はない。もし壁に当たったのなら、ふりかえって諦めてはいけない。その壁を登る方法を見極め、やり遂げるんだ、そもなくば迂回して前に進むんだ。

コメント:英語のイディオムがたくさん出てくる、おいしい名言です。obstacleは障害、turn around は180度転回するイメージ、figure outは見極める、という感じです。

 

 

(名言その3)

Talent wins games, but teamwork and intelligence wins championships.

才能があれば試合に勝てる。しかしチームワークと知性があればチャンピオンになれる。

コメント:これは英語表現として素晴らしい!talentを主語にして、「才能が、試合に勝つ。」とtalentを擬人化した文章になっているわけですね。あえて日本語に訳すなら上の訳文になるわけですが、これは訳さず、直接味わえるようになると良いのです。

 

 

(名言その4)

I play to win, whether during practice or a real game. And I will not let anything get in the way of me and my competitive enthusiasm to win.

勝つためにオレはプレイしている。練習中だろうと、実際の試合だろうと。そして何者をも、オレ自身と勝利へと向かわせる競争心の邪魔はさせない。

コメント:get in the wayは「道を阻む」ということ。let という使役動詞を使っているので、will not let anything get in the wayで、「何者にも道を阻むことはさせないぞ」という感じになるわけですね。こういうのを聞いて自然にわかるようになれば、英語がだいぶ上達しています。competitiveは「競争心のある」です。アメリカでは「負けず嫌い」というより、ポジティブな意味で使われることも多いです。

 

 

(名言その5)

My attitude is that if you push me towards something that you think is a weakness, then I will turn that perceived weakness into a strength.

もし君が私を何か弱さというものへと押しやろうとするなら、私はその弱いと思われたものを、強さに変えてみせる。そんな態度を私はもっている。

コメント:英語って、日本語と語順が違いますよね。最初にMy attitude is,,,「いいか、オレのスタンス(attitude)はな、、、」と話しし始めて、あとは自分の考え方を説明している、というわけです。考えながら話している雰囲気もありますね。

 

 

(名言その6)

Always turn a negative situation into a positive situation.

いつでもネガティブな状況をポジティブに変えろ。

コメント:これは丸暗記すると、英語の勉強になります。マイケルジョーダンもコービーも、とにかくポジティブですよね。一流のアスリートの特徴です。

 

 

(名言その7)

I built my talents on the shoulders of someone else's talent.

私は才能を、他の誰かの才能の肩の上に築いてきた。

コメント:英語で「巨人の肩の上に乗る」(standing on the shoulders of giants) というメタファーがあるのです。私たちのアイディアや発明は、新しいと思ってはいても、実は偉大な発明家や思想家たちの発見が下地にあってこそ起こりうる、ということです。(例えば、いかに優れたユーチューブ動画を作ろうとも、カメラやインターネット、パソコンなどの発明がなければ起こり得ないことですよね。)マイケルジョーダンは、自分のキャリアは偉大なライバルや先輩たちと競い合う中で築かれてきた、と言いたいのでしょうか。

 

 

(名言その8)

Sometimes, things may not go your way, but the effort should be there every single night.

時々、物事はあなたの思うようには行かないかもしれない。しかし努力は毎晩どの夜もそこにあるべきだ。

コメント:良い時も悪い時も、最善を尽くして努力する、ということですね。

 

 

(名言その9) 

There's only one Michael Jordan.

マイケルジョーダンは一人しかいない。

コメント:唯一無二の選手でした。人気も実力もずっとナンバーワンでした。

 

 

(名言その10)

I won't have any competitive instincts in any sports, other than golf. I can't see being competitive in sports any more.

オレはもう競争心をもってどんなスポーツもやらないよ、ゴルフ以外は。オレはスポーツで競い合うことはもう想像できない。

コメント:other thanの使い方のお手本ですね。instinctは本能、直感。competitiveは「競争心のある」。

 

 

(名言その11)

You have to expect things of yourself before you can do them. 

人に期待する前に、自分自身に関わることに期待しなければならない。

コメント:自分に期待し、自分を信じ続けたマイケルジョーダンならではの言葉です。

 

 

(名言その12)

To be successful you have to be selfish, or else you never achieve. And once you get to your highest level, then you have to be unselfish. Stay reachable. Stay in touch. Don't isolate.

成功するには利己的でなくてはならない。そうでなければ成功できない。そして一度高いレベルに達したら、利己的でない人にならなければならない。他人が届きやすい人になれ。コミュニケーションを絶やすな。孤立するな。

コメント:これはアドバイスというだけでなく、マイケルジョーダンのキャリア全体を振り返ることのできる言葉ですね。若い時は個人プレイが目立ってselfish「わがまま、利己的」と言われたジョーダンですが、キャリア後半はプレイスタイルを変えて、チームメートも生きるよう協調性のあるプレイに徹しました。

 

 

(名言その13) 

The game is my wife. It demands loyalty and responsibility, and it gives me back fulfillment and peace.

試合はオレの妻だ。試合は忠誠心と責任を求めるが、達成感と安心を与えてくれる。

コメント:「the game」は「試合」と訳しましたが、バスケ選手が使うときには、単なる試合を超えて「バスケットボールという競技」を表すこともあります。この名言の中では、それっぽく使われていますね。妻だと言っているあたりも、バスケという競技と考えた方が良さそうです。マイケルジョーダンはバスケに対して忠誠心があり、達成感と安心を得たはずです。

 

 

(名言その14)

I never looked at the consequences of missing a big shot... when you think about the consequences you always think of a negative result.

オレはビッグショットを外した結果を振り返ったりはしない。。君がそういう結果を考えるなら、いつもネガティブな結果について考えていることになる。

コメント:振り返らない。過去はいらない。マイケルジョーダンはかっこいいです。。

 

 

(名言その15)

My heroes are and were my parents. I can't see having anyone else as my heroes.

私のヒーローは、昔も今も、両親だ。私のヒーローとして他の人は考えられない。

コメント:マイケルジョーダンは、「can't see 〜」という表現を多く使っていますね。seeは見るではなく、日本人の感覚で言えばthinkに近い感じです。

 

 

(名言その16)

I realize that I'm black, but I like to be viewed as a person, and this is everybody's wish.

私は自分が黒人だとわかっている。しかし、その前に人として扱われることを好むし、これが全ての人の望みじゃないかな。

コメント:「黒人だからバスケがうまい」わけではないですよね。そういう質問や物の見方にはうんざりしていたでしょう。

 

 

(名言その17)

I never thought a role model should be negative.

ロールモデルがネガティブでなければならないなんて、全く考えたことがない。

コメント:ロールモデルとは、憧れの存在、模範となる人、という意味です。ポジティブな人こそ模範になりますよね。

 

 

(名言その18)

Just play. Have fun. Enjoy the game.

ただプレイしろ。楽しめ。試合をエンジョイしろ。

コメント:シンプルな、これこそ名言という感じです。the gameは名言13で解説した通り、バスケという競技を表すかもしれませんね。

 

 

(名言その19) 

Even when I'm old and grey, I won't be able to play it, but I'll still love the game.

年をとっても白髪になっても、プレイはしないかもしれない、けれどもバスケを愛しているだろう。

コメント:the gameはバスケットボールですね。(名言13参照。)白髪は英語ではgrey hairと言います。

 

以上、マイケルジョーダンの名言を英語で味わってみました!

 

www.english-challenge.work